シナリオ集を使ってみる
えらく間が空いてしまいました。申し訳ありません。
さて、TRPGでセッションを行うためにはシナリオが必要です。
GM担当の方はシナリオを準備しましょう。
……とは言え、
「初めてでどうして良いか分からん!」
と言うのはごもっともです。
前の版には最初に遊ぶ用に設計されたシナリオが掲載されていたのですが、改訂版ではルール部分が増えたため割愛されている様です。
「だからと言って自分で作るのは難しいよ!」
はい、これもごもっともです。
いずれ自分でシナリオを作成する方法を解説しようと思いますが、今はお金で何とかする方法を紹介します。
と言うのも、公式でシナリオ集が販売されているのですね。
現在(2016年12月)Vol.2まで発売されていますが、取り敢えずVol.1を紹介。
売り上げランキング: 151,632
3人でお金を出し合えば一人600円位で済みます。半日以上時間が掛かる娯楽としては安い物では無いでしょうか。
この本には、三本のシナリオが掲載されています。
まずは最初の「奪われた人形」をプレイするのが良いでしょう。
なお3~5人のプレイヤーを想定した作りになっていますので、プレイヤーが2人である場合、敵の数を調整する必要があります。
一応シナリオにはプレイヤー3人の場合まで書かれていますが、それより少なくします。
具体的にどうすれば最適解かはプレイ結果次第ですが、3人の例から更に-1する位で丁度良いと思います。
(失敗もまた勉強ですが……)
GM担当の方はシナリオをよく読みましょう。プレイヤーの人は読んではいけません。
GMは頭の中でシナリオをどう進めるかイメージして臨みます。
実際にセッションを開始したら、プレイヤーのダイス目や行動によって思ったように進まない事もありますが、挫けずにシナリオを進めましょう。
終わった時には、きっと充足感があるはずです。
「また遊ぼう」
プレイヤーからそう言われればしめたものです。貴方のGMは素晴らしかったのです。
自信を持って次のセッションの準備をしましょう。
シナリオ集にはあと2本載っています。次はそれをやれば良いのです。
さて、シナリオ集のシナリオも終わってしまった……。どうしよう。
次は自分でシナリオを書く時です。
次回は、シナリオの書き方について解説しましょう。